はるか 枝垂れ桜が美しく、桜のイメージで帯結びを創作しました。 帯結びの右側に枝垂れ桜、真ん中が八重桜のイメージです。 | メヌエット 私の作品に立て矢が多いのは、写真撮影をする場合、横から取っても帯がみえるようにするためです。 帯の裏地の赤を利用して、躍動感のある帯結びが出来たと思います。 |
蝶の舞 蝶が羽根を広げているイメージで結びました。 帯結びをする時には、いつも立体感がでるように、心がけています。 | 縁結び 古典。裏地のきれいな赤が少しずつ見えるように考えて結んでいきました。 そうすることによって、帯結びにより立体感がでてきます。 |
春の宴 お花のヘアー飾りが余っていたので、金の紐といっしょにアクセントとして使ってみました。 より豪華になったと思います。 着付けの際は、帯揚げ・帯締め・コサージュ等、なんでもお持ちくだされば利用させていただきます。 | ローズ お母様が成人式にお召しになった振袖と帯。 着付けによっては、古い感じになってしまいがちですが、このように大きめなバラの花を作って差し上げるとモダンな帯結びになります。 |
これらの帯結びは、300点を超える帯結びコレクションの中から選んだ好きな作品です。
着付け師は、現場でお嬢様の髪型・雰囲気を見て、帯の特性を生かしながら、インスピレーションを働かせて10分ぐらい結んでいかなければならないので、いい作品ができるとやはり嬉しいです。
「古典」と書いてあるもの以外は、古典のアレンジもありますが、私の創作帯結びです。
写真のお客様の、お着物と帯の染色があまりに美しかったので、お聞きしたところ、ご実家が京都の老舗の染色屋さんとのことでした。
きっと、お父様が、娘さんの成人式のために、心を込めて、染色されたのでしょう。
日本の伝統芸能は素晴らしいですね。
私共はその素晴らしいお着物や帯を生かせる着付けを心がけています。
左の帯結びは、4ページめに載っています。