本番までに、何十面ものお箏の調紋やリハーサル、楽器を持って移動等、タスキ掛けで立ったり座ったりの繰り返し・・・こ のかなりの重労働で汗だくになってしています。
ですから、どんなに動き回っても本番までに着くずれないようにしなくてはなりません。着物をだらしなく着て いては決していい演奏はできませんし、お客様にも失礼です。
華さんは朝からその日一日の私の動きをよく理解してくださって、決して着崩れないように、しかも楽であるように考えて着付けをしてくださいますので、感 謝しています。
それは、きっと着物をこよなく愛し、日本の文化をとても大事にされ、想像力を働かせて、見た目はもちろん、着る人の体型やニーズに応えた着 付けを工夫して下さるからでしょう。
どんな着物でも帯でも、短時間に手際よく着付けてくださるのは、まさに技術者としての『技』ですね。
吉田先生(生田流 宮城社 大師範)
生田流 宮城社 大師範の先生よりコメントをいただきました。